画廊概要―ギャラリー・タイムについて
ギャラリー・タイムは、須藤一實が山内と出会い、山内だけを紹介する画廊として、
1988年に設立されました。
設立以降、山内は絵を描くために生き、ギャラリー・タイムは、
山内の制作と生活を支える、という画家と画商の二人三脚を約30年続けてきました。
山内はキャンヴァスを削る、という前例の無い技法を試みたため、その技法の完成には
長い年月がかかりました。作品が一点もできない年は、山内も須藤も大変苦労しましたが
それでも二人三脚を続け、晩年は念願であったヨーロッパでの展示も実現し、確かな評価を得てきました。
今後の展開を、本人も周りも期待する中、2013年に山内が急逝したため、それまでの山内の新作を展示・販売する形態から、
山内の作品を世に残す、という方針に変わりました。
それまで都内にあった画廊を藤沢市に移転させ、その隣に、新たな建物を作り、2016年4月、「山内龍雄芸術館」として開館させました。
今後、ギャラリー・タイムは、その山内龍雄芸術館の運営を中心に活動していきます。
また、山内龍雄作品の鑑定も行っております。お手元の山内作品のことなど、ご質問がありましたら、お問い合わせください。